カープ&プロ野球期待の若手発掘

プロ野球期待の若手、ドラフト候補、広島カープ二軍戦についていろいろと書いていきます。twitterやってます。https://twitter.com/moco_moco_carp

順位予想パリーグ 2位

パリーグ2予想は

 

2年連続2位のソフトバンク

 

 

 

1.昨年のソフトバンクホークス

f:id:moco-moco-carp:20200303024155p:plain

 

【投手】

投手は先発はリーグトップ。リリーフは2位。与四球は多いが奪三振は多く、自責点、被打率などはリーグトップ。

先発はエース千賀と高橋礼の2人は素晴らしい。ミランダ、大竹も十分な数字を残している。ただ、ローテ5番手以降には課題を感じた。武田翔太が12試合先発したがリリーフでも20試合登板しており、ローテを守れる投手が少ない。f:id:moco-moco-carp:20200303024217p:plain

 

リリーフ投手はルーキーの甲斐野が65試合登板の新人王クラスの働き。そのほかにもモイネロ、森と安定した投球。防御率4.00以下が6人と安定した投手が多い。駒の多さ含め流石というしかないリリーフ

f:id:moco-moco-carp:20200303024240p:plain

 

【野手】

野手はリーグ上~中位クラス。本塁打は1位、打率は2位と見栄えはいいが、出塁率は低く、得点圏打率も悪い

主な野手成績では、グラシアル、デスパイネ、松田への依存度が極めて高い。

ただ、去年は柳田、中村晃とシーズンの大半を離脱、上林も故障と、けが人続出で苦しいシーズンだった。

松田、内川のベテランに頼る体制はよくない。

f:id:moco-moco-carp:20200303024303p:plain

 デスパイネ、グラシアルはキューバ代表の関係で離脱することがある。

そのため、その穴をどうするのかは一つの課題。

 

 

2.退団選手と新戦力選手、けが人 

【退団した選手】

ミランダ、スアレスが退団。福田がFAでロッテに移籍。

 

【新戦力】

投手ではムーアの獲得。ヤクルトのバレンティンを獲得。

ムーアは先発の補強、バレンティンは今年オリンピック予選で抜けるデスパイネ、グラシアルの穴埋めには良い。

 

【けが人】

千賀が右ふくらはぎの張りで出遅れ、さらに右前腕部の張り。

高橋礼が左大腿二頭筋炎症。

高橋純が右股関節の張り。

椎野が右肩違和感。

大竹が左ひじ違和感。

甲斐野が右肘内側側副靱帯一部損傷。

けが人が多い、しかも投手に。

 

さらに追加で

グラシアルが右手骨折

デスパイネが左手首痛で練習再開の目途立たず

 

 

3. 昨年のシーズンと補強から考える弱点
 

 けが人がどこまで今年働くかがポイントとなる。

【投手】

先発投手は千賀の状態は不安。高橋礼、大竹と開幕に間に合うかわからない。

 ムーアの補強は完璧。和田、バンデンハーク、石川柊太辺りでローテを組むのだろう。

千賀、高橋礼、大竹の3人欠ける状況は痛い。この3人の復帰時期がいつ頃になるか次第。

ソフトバンクで先発投手の候補が少ない。若手投手をリリーフで起用しており、楽しみな先発投手といえる選手がいない。今年誰か先発に転向させるだろうが、この運用はどうなのかと思ってしまう。

 

リリーフ投手は森、モイネロ、嘉弥真といるが、甲斐野がケガで出遅れは痛い。

椎野、高橋純のケガがどうなのか気になるところ。

ただ、若手を見ると、古谷、尾形、田浦と楽しみな投手がいる。復活にかけるところでは岩嵜もいる。1人、2人欠けるくらいであれば十分に埋められる選手層を持っている。

 

【野手】

柳田、中村晃、今宮、甲斐を中心に、脇をデスパイネ、グラシアル、バレンティン、松田、内川などで固める陣容が基本となる。

名前だけみるとすごいメンバーがそろっているしケガなくシーズン過ごせれば優勝できる。ただ、ケガが多い選手もおり、全員が揃うことは余りない。

すでにグラシアル、デスパイネがケガしており今後どうなるのか不明。

野手最大の懸案は高齢化。野手の主力は30歳以上となっており、特に松田、内川の後継者の育成にかかりたい。候補は増田、野村大、リチャード辺り。

増田はケガでシーズン後半ごろの合流となるだろう。

 

 

4.復活してほしい選手、今年活躍してほしい選手
 

4-1復活してほしい選手

柳田悠岐

 去年ケガでほとんど活躍できなかった。本来ならチームの中核選手で、侍ジャパンにも選ばれる選手。打率3割以上でOPS1.0以上という別格の数字を期待したい。

柳田が万全なら、グラシアル、デスパイネが抜けても問題ない。

今年の逆襲に期待したい選手。

 

4-2今年活躍してほしい選手

ムーア

千賀、高橋礼とケガで出遅れの苦しい先発の救世主。左腕でストレートは150kmを超え、コントロールもいい、変化球でも十分。

なんでこのレベルの投手が日本に来たんだと聞きたくなるレベル。

パリーグは左腕の先発は少なく、ムーアに対応はできない。

今年のパリーグ投手部門でのタイトルも十分ありうるレベル。

 

 

5.2020年シーズンの戦い

 

工藤監督は投手を使いつぶす傾向のある監督。それでもこれだけの成績を残し続けられるのは三軍制を敷き機能しているソフトバンクだからこそ。故障した岩嵜などの復帰も待たれ、若手にも期待の投手が多い

けが人続出の先発もムーアは計算できる投手。東浜、松本などでしのぎつつけが人の復帰を待つ形になる。いつ頃になるか不明で特に千賀がいつ頃復帰できるのかにかかっている。

ただ、開幕延期はプラスに働くことは確実。

野手は高齢化、けが人が気になるが、そこはバレンティン獲得で外野の補充とキューバ勢がオリンピック予選で抜けることに対応。

次世代の若手育成に切り替えたいが、野村、増田、リチャードなどいるがこの戦力で育成に振ってしまうのはもったいない。

 

 

 

6.戦力評価

 

投手

★★★★☆

(先発★3、リリーフ★5)

先発投手のローテ3番手以降で苦しんだがムーアを補強。ただ、けが人続出でローテの駒不足に陥った

リリーフは盤石で二軍にも期待の投手が多数いる。誰か抜けても困ることにはならないだろう。

 

 

野手

★★★★★

柳田、中村晃などが復帰し万全で戦える今シーズン。グラシアル、デスパイネと脇を固める選手も十分な戦力。ただ、ベテランが多くケガをしやすいところが気になる。

 

 

先発投手のけが人がいつ頃復帰してくるのか?そこにかかっていると言い切っていい。

野手もベテランが多く 、ケガには気になる。

そういった不安点は近年露呈しており、今年も同様である。

そのため、2位予想とした。