カープ&プロ野球期待の若手発掘

プロ野球期待の若手、ドラフト候補、広島カープ二軍戦についていろいろと書いていきます。twitterやってます。https://twitter.com/moco_moco_carp

順位予想パリーグ 1位

パリーグ1予想は

 

昨年3位の楽天イーグルス

 

 

 

1.昨年の楽天イーグルス

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【投手】

投手は先発はリーグ下位クラス。リリーフはリーグダントツでトップ。与四球、被打率のの少なさは素晴らしい。

 

先発は則本、岸の2枚看板が開幕から不在で苦しい戦いとなった。

美馬、辛島と期待の数字を残した。また、石橋がローテ投手に成長。

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リリーフ投手はリーグ1位。防御率3.00以下が6人、1点台3人もいるというすごいリリーフ陣。ビハインドでこのレベルの投手が出てくるという羨ましいレベル。

3位になった最大の要因は安定したリリーフ投手をうまく使えたことだろう。

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【野手】

野手はリーグ上位レベル。打率、出塁率が2位、打点、OPSはリーグ3位と十分な成績。

主だった野手成績をみると、浅村とブラッシュがOPS0.8以上と良いが、ウィーラーの成績がOPS.738と年々悪化しているに課題に思う。銀次もファースト固定だが、ファーストの選手でOPS.752は寂しい。

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UZRが20.7といい数字。

リーグ上位と言い切っていい成績が並ぶ。

 

 

2.退団選手と新戦力選手、けが人 

【退団した選手】

美馬がFAで、ハーマン、西巻がロッテに移籍。鈴木大地の人的補償で小野がロッテに移籍。

 

【新戦力】

新戦力では、ロッテから鈴木大地をFAで獲得。トレードで涌井獲得、美馬の人的補償で酒居獲得。

牧田、シャギワをメジャーから獲得。

オリックスからロメロ獲得。

 

【けが人】

岡島が右第一指(親指)末節骨骨折。

 

 

3. 昨年のシーズンと補強から考える弱点

 

【投手】

先発投手は則本、岸が軸に、石橋、辛島までは期待していい。そのあと涌井がローテ下位でイニングを稼ぐ。ここまでの5人はほぼ確定。美馬の穴は問題にならない

残りを先発転向の松井、藤平、塩見らで競争となる。ベテランとなる選手が多く、ケガなどには気になるが、ローテの駒は揃っている

 

リリーフ投手は抑えの松井先発転向で空くが、森原、青山、ブセニッツ、宋と駒が豊富。新外国人のシャギワ、人的補償の酒居にも期待できる。

ただ森原、青山と昨年60試合以上登板しており勤続疲労は気になるが、この先発であればリリーフに必要以上な負担がいくことは少ない。

リーグトップのリリーフは健在で今年も苦労することはないだろう。

 

【野手】

キャッチャーをどうするかが課題。堀内、太田など期待の若手も多く我慢しつつ併用するのが基本。

浅村、茂木の二遊間はレベルが高く、補強した鈴木大地もサード、ファーストでウィーラー、銀次と競争させつつ起用すればよく、レベルの高い内野

外野は島内が確定。ブラッシュとロメロはDHと外野で起用。ただ残った1.5枠を競争。田中和、辰巳などが候補だが、高いレベルでの競争が期待される。

 

4.復活してほしい選手、今年活躍してほしい選手
 

4-1復活してほしい選手

則本昂大

先発ローテの柱、エースとして活躍してほしい選手。イニング消化、奪三振能力ともに非常に高く、200イニング、200奪三振を見込める。この成績で防御率2点台に纏められる投手でエースとして大車輪の活躍を期待したい。

 

 

4-2今年活躍してほしい選手

辰巳涼介

 2018年のドラフト1位。ルーキーイヤーの去年は打撃では苦しんだが、守備はうまくUZR1200で16.3と非常に高い。特にRngRが10.4と範囲が広いことがよくわかる。

打てればレギュラーとなれる選手、センターでレギュラーを是非掴んでほしい。

 

 

5.2020年シーズンの戦い

三木監督の手腕は不明だが、去年の平石監督のように小技重視はあまり向かない選手。

野手は小技よりも長打で打ち勝つほうが向いているだろう。

野手は鈴木大地、ロメロの補強で選手層は厚くなり柔軟な選手運用が可能。

内外野ともにレベルの高い競争が期待され、うまく選手を併用していけばリーグトップの野手陣が見えてくる

投手は則本、岸がローテを主軸と回り、辛島、石橋とローテはリーグトップ。リリーフも森原、青山、ブセニッツ、シャギワと層、質ともに充実している。

 

 

6.戦力評価

 

投手

★★★★★

(先発★5、リリーフ★5)

先発投手のローテ4番手以降が苦しいが、則本と岸の昨年終盤の投球から復活が期待できる。リリーフも質、量ともにトップで苦しむことはあまりないと思う。

 

 

野手

★★★★☆

二遊間の浅村、茂木は強力。一三塁は競争と言う構図。外野はセンターを固定できるかどうか。選手はおり充実している。

ただし、捕手に苦しむシーズンであることは変わらない。

 

パリーグで最も穴が小さいチームで1位予想になる。