カープ&プロ野球期待の若手発掘

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鳥谷獲得とコネって大切

千葉ロッテが鳥谷選手の獲得を発表!!!

 

 

1.鳥谷選手の成績

 ロッテのチーム事情として一軍でショートを守った経験を持つ選手は藤岡と平沢くらい。

ケガなどを考えると補強したいポジション

 

鳥谷選手の昨年の成績と通算成績

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衰えは明らかで守備もすでにショートを守れるレベルではない。

 

ただ、練習熱心な選手で若手の手本となれる選手

そういう意味での獲得でもあるので、戦力か否かだけで判断することはできない。

 

現役時代に自主トレーニングを共にしていた井口資仁監督は「彼の練習量は現役の中でも一番。若手をどんどん引っ張って模範になってほしい」と活躍を期待した。

出典:ロッテ・井口監督、獲得の鳥谷に「若手を引っ張って模範になってほしい」(サンスポ様)

 

2.元巨人村田選手の成績

近年でまだ現役できるにも関わらず、戦力外から引退となった選手は元巨人の村田修一氏が有名

村田氏のNPB最終年と通算成績

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成績を見る限りまだ現役できる。巨人が戦力外としたのは岡本を使うためにポジションの被る村田を放出した。

この成績でこのまま引退は予想できない

 

3.松坂大輔の場合

現在西武ライオンズに所属した松坂大輔の場合

元々アメリカからの復帰時にライオンズが獲得に動くと思われたが、ソフトバンクが獲得に動いたため、獲得を断念

松坂はソフトバンクに3年12億で移籍。

その3年間はケガもあって全く働かずに、中日の森監督とデニー投手コーチの計らいでテスト入団

翌年の2018年は6勝4敗。

ただ、昨年はキャンプでの故障もあって2試合の登板。治療と称して練習日にゴルフに行っていたことも発覚。

 

今年は西武ライオンズに移籍

 

普通ならソフトバンクでダメだった時点で引退。ただそこから中日、西武と渡り歩いている。

 

4.村田修一と松坂、鳥谷の違い

村田氏はFAでベイスターズから巨人に移籍。そのベイスターズは身売りでフロントは一新

村田氏と人脈がある人物がいなくなってしまった。

 

松坂大輔の場合

中日移籍のとき、森監督は西武時代のコーチ、デニーはチームメイト

西武復帰は渡辺GM。渡辺GMは松井稼頭央の例からもわかるが元西武のベテラン選手を積極的に獲得している。その一環。

 

鳥谷敬の場合

千葉ロッテの井口監督と師弟関係にあり、毎年自主トレを一緒に行っていた

鳥谷選手のメジャー挑戦の時にも井口氏には相談した。

今回の獲得は井口監督の意向が強く働いている。

 

昔、中村紀洋氏が所属先決まらないときは恩師の梨田氏が当時中日監督の落合氏に頼み込んで獲得してもらったことは有名。

 

5.コネって大切

松坂大輔、鳥谷敬、中村紀洋氏からわかるが、どんな実績のある選手でも、ベテランとなり自分を獲得してもらおうと思うと、

実力も大切だが、それ以上に働きかける力を持っている人物にコネがあるかどうか

例えば、松坂であれば西武時代のコーチの森氏、鳥谷であればロッテの井口監督と懇意にしていること

 

このように自らの恩師といえる人物がおり、その人の影響力など

そんなコネもチャンスとなる。

 

プロ野球でもそんな世界なんだと実感させられたロッテが鳥谷選手を獲得したニュース。

 

6.コネがない場合は

古巣があれば古巣との関係は良い関係を構築しておくべき

困ったときに古巣は獲得してくれる。

元ロッテの西岡氏はアメリカからの復帰時にロッテは獲得に乗り出したが阪神に移籍。その後ロッテは獲得していない。

 

古巣がない場合

恩師といえる人物を頼って、その人のコネ次第となる。

中村紀洋氏は正にこのパターン。

 

古巣はあっても関係が悪い場合

その場合はあきらめてください。ただ、極まれに獲得される場合があります。新井貴浩氏のように

 

7.教訓

鳥谷獲得の報道から人間社会らしくコネがいかに大切か感じさせられる。

人との出会いを大切にし、

関係を大切にすることを考えさせられた

 

そんな鳥谷獲得のニュースだった。