カープ&プロ野球期待の若手発掘

プロ野球期待の若手、ドラフト候補、広島カープ二軍戦についていろいろと書いていきます。twitterやってます。https://twitter.com/moco_moco_carp

カープ2020年先発投手展望

カープの2020年先発投手を考えていく。

1.2019年先発ローテ

昨年のカープ先発ローテは

大瀬良、ジョンソン、九里、床田、野村、アドゥワを基本としつつ、ローレンス、モンティージャ、山口らが合間で投げていた。

成績は下記の表参照

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2.ローテの特徴と課題

ローテの特徴として、2-4番手の投手が6人いる(大瀬良、ジョンソン、床田、九里、野村、アドゥワ)。これの強みとして、6人が安定して投げているときは強いが、6人のうち誰か崩れると代わりがいないことは弱みとなる。

この6人は与四球が多めで奪三振率は低い傾向が全員ある。今永(奪三振率9.85)、千賀(奪三振率11.33)辺りと比較すると明らかに見劣りする部分。三振を増やすために空振りが取れる変化球の習得、ストレートの平均球速のアップ、制球力の向上などに取り組んでほしい。佐々岡監督、投手コーチはこれを課題と認識し、克服するようにしてほしい。

先発投手でローテを主に回った6人以外だと、山口だが、初先発以外は苦しい試合も多く、防御率などの数字以上に悪い。それ以外のモンティージャ、ローレンス、岡田、中村祐、薮田は数字こそ挙げたが、特出すべき内容はなく数字も極めて悪い。これから分かるが先発ローテ7人目以降の投手に苦しんだ1年となった。2020年はローテ7人目以降の投手をいかに整備するかがポイントとなる。

3.2020年の先発ローテはどうなるのか?

まず一軍二軍含めて先発ローテは何人必要なのか?

一軍は基本5-6人で1週間の試合数で決まる。二軍は週に3-6試合で連戦にかなりバラつきがある。必要な先発は最低3人で最大6人。二軍の場合、一軍登録されない投手が多くいるため、ブルペンデーは積極的に行われている。これは投手の出場機会確保のためにも行われるため、必ずしも先発投手が必要なわけではない。ということで一軍二軍合わせた先発投手の人数は9-10人が基本。

一軍二軍合わせた先発投手で大瀬良、ジョンソン、床田、九里、野村、アドゥワの6人は確定。7人目としてドラフト1位の森下、8人目は今年先発の遠藤。9人目以降の候補は昨年一軍初勝利を挙げた山口、昨年二軍で先発していたケムナ、モンティージャ、薮田、怪我から復帰を目指す高橋昂也も候補として挙がる。ただ、シーズン中盤以降は高卒ルーキーの鈴木と玉村が身体づくりを終えて先発が予想される。そのため、ローテの9人目以降はかなり流動的になる。

4.ローテ投手期待の成績

ローテは大瀬良、ジョンソン、床田、九里、野村、アドゥワ、森下、遠藤の8人を基本としつつ、後は必要に応じてローテに入る。

近年プロ野球では先発投手がイニングを稼げない傾向になる。2016年には先発投手で年間900イニング以上投球していたチームが複数ったが、2019年には900イニング以上先発が投げたチームはおらず、700イニング台のチームも多数。事実カープも800イニングだった。

また、昨年のカープは先発投手を必要以上に引っ張ることが散見された。これを改善してほしい。

これを考慮しつつ、2020年の先発投手期待成績

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大瀬良、ジョンソン、床田、九里の4人で560イニング、QS率70%くらいほしい、アドゥワ、遠藤、森下の若手投手にも期待している。

この数字は理想とも言えるもので現実にはこんなに上手くいかない。例えば、昨年あれだけ投げた大瀬良の状態はどうなのか?怪我人の有無、床田は昨年と同じくらいの結果を出せるのか?ジョンソンの加齢による劣化、遠藤、森下はどこまでできるのか?など不確定要素は大量にある。

これからはじまる時期でどうなるのか分からないが怪我人を出さずにシーズンを戦ってほしい。

5.最後に

この文章が長い、分析ができていない、下手くそな文章など多くのご意見があると思います。是非そのような意見を書いて頂ければと思います。

拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。