二軍は若手にいかに打席数を与えるか~後編~
前回に引き続き、若手野手にいかに打席数を経験させるか?
前回では過去3年間の二軍で育成対象選手の打席数を確認。
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今回はそれを下敷きに今年の二軍での打席数を提言していく。
3.捕手編
捕手で一軍は会澤、磯村、坂倉だろう。石原慶も一軍にいる可能性がある。
二軍がメインとなるのは、中村奨、石原貴、持丸、白濱。
育成対象となる選手が3人いる。
二軍は雨天中止の再試合がないため、年間110試合前後
110試合と仮定し、1試合平均4.3打席。合計470打席。
3人ともに捕手として200打席与えることはできない。指名打者で中村奨、持丸は出場が多くなると予想される。
また、中村奨と打撃が二軍でよければ持丸はサブポジションとして外野などの挑戦も視野に入るが、秋季キャンプ以降だろう。
いろいろ考えると、このくらいの打席数になるだろう。
これに追加して代打の打席数が入る。
カープはホームの試合はなぜかDHなしなので
二軍はセリーグでもDHが一般的。
4.内野手編
主に一軍となるのは、田中、菊池、安部、三好、曽根、上本。
ここで育成対象となる選手は小園、林、羽月、中神、韮澤の5人。
ここに漏れたのが堂林、小窪、桑原。
小園に関しては現在の報道を見る限り、サードなりでも一軍があり得る。
1年間一軍あるいは二軍というのは考えづらく、昨年同様二軍で200打席、残りは一軍という考え。
それを踏まえて、打席数はこのくらいと予想。
打席数は去年の打席数を下敷き。
守備位置はメヒア、林はファーストとサード。中神はショート、サード。小園はセカンド、ショート、サード。羽月と韮澤はセカンド、ショート。
内野の起用は綱渡り感半端ない結果になった。
5.外野手編
主に一軍となるのは、鈴木誠也、西川、野間、長野、松山。
ここで育成対象となる選手は正随、大盛、永井、宇草、木下。
それ以外の選手は高橋大、ピレラ
ピレラが二軍と想定。その他は主に高橋大とピレラ。
内野では若手が飽和しており、出場機会を与えるメリットが小さく、昨年レフト守っていたので、外野での起用を想定。
ピレラが一軍なら、150-200打席若手に回せるが、その代わりに別の選手が二軍で打席に立つ。
これで考えてみたが、正随、大盛、永井は今年ある程度の振り分けが行われ、打席数はこんな感じではなく差をつけられるだろう。
そうなれば、ある選手はほとんどフルで出るが、出れない選手は打席数が100未満ということもある。
これだけ外野手がいれば、若手とはいえ、二軍で打席数も競争になる。
6.最後に
二軍での今年の打席数予想してみたが、
若手が多く、打席数をどう与えるかに二軍は苦心する一年となる。
中堅~ベテラン選手に関してはカープで中途半端に飼うよりトレードなりを考えてもいいのではないか?
そのくらい若手が多く、二軍に中堅選手の出場機会を確保するのは難しい。