カープ&プロ野球期待の若手発掘

プロ野球期待の若手、ドラフト候補、広島カープ二軍戦についていろいろと書いていきます。twitterやってます。https://twitter.com/moco_moco_carp

順位予想セリーグ 2位

セリーグ2予想は

 

7年連続Bクラスだった中日ドラゴンズ

 

 

 

 

 

1.昨年の中日ドラゴンズ

 

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【投手】

投手は先発、リリーフいずれもリーグ中位クラス。ただ、本拠地がナゴヤドームという広い球場のため多少割り引いて考えるべき。

10試合以上先発登板した投手がわずか4人(下記の表参照)。柳、笠原、ロメロの成績はローテーション投手として十分なレベルだが、山井はさすがに厳しい成績。

8試合先発が清水、笠原。7試合先発が小笠原、山本、阿知羅。6試合先発が梅津。5試合先発が吉見。

若手を中心にローテを埋めていったシーズンだった。

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リリーフはロドリゲス、福、祖父江、R.マルティネス、。藤嶋、三ッ間と防御率3を切る投手が多い

シーズン序盤はリリーフで苦しんでいたが、中盤以降は安定した。

勝ち試合含めてレベルの高いリリーフが形成されているとわかる。

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【野手】

主力の野手は打率が高く、UZRは12球団で2位、失策もリーグ1位(シーズンの失策数の記録更新もあり得た)。

野手のレベルは高く、不満点は少ない。

野手で課題といえるのは、出塁率が低いこと。

このくらいしかなく、とてもレベルの高い野手。

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2.退団選手と新戦力選手、けが人

 

【退団した選手】
退団した選手では、メジャー復帰したロドリゲス。絶対的なセットアッパーが抜ける穴は大きい。

 

【新戦力】

新戦力では、ゴンザレス。ロドリゲスの穴埋め期待される投手。

 

【けが人】

けが人は三ッ間が疲労骨折で離脱。ロメロが左肩棘下筋付着部の炎症で開幕出遅れ確実。

 

 

3. 昨年のシーズンと補強から考える弱点

 

【投手】

先発は柳、大野はエースクラス。ロメロもローテ3番手なら及第点。ただ、その後の先発がいないので、若手の梅津、山本、清水、小笠原らに期待したい。特に梅津は2桁勝利、規定投球回を期待したい

またルーキーの岡野がどのくらい活躍するか注目。

ロメロが左肩棘下筋付着部の炎症で出遅れ、どのくらい遅れるか不明。ローテ3番手以降がいないのは苦しい。

ただ開幕から1ヶ月で6連戦は一度だけと日程に恵まれている。影響はかなり小さくなる。

 

リリーフは藤嶋、福、岡田、祖父江、マルティネスと駒がいる。ロドリゲスの穴は大きいがゴンザレスが嵌れば、勝ちパターンにそこまで苦労しない

 

【野手】

上積みと言える選手はいない。ただ、既存の野手はレベルが高い。特に内野手(ビシエド、阿部、京田、高橋周)は守備含めるとリーグトップ

ただ捕手は決定打に欠ける。加藤、大野、木下、石橋、ルーキー郡司らの競争だろうがどうなるか?

誰かレギュラーとなれれば良いが…

 

ナゴヤドームが本拠地なので本塁打は少ないが、それでも見栄え十分な野手。

課題は四球が少なく、出塁率が悪いことと、控え選手に目ぼしい選手がおらず不調となったときに代わりの候補に困る。

出塁率は打席での取り組み、例えば狙い球を絞るなどで改善は可能。

レギュラーを脅かす期待の若手となると、ルーキーの郡司くらい。候補はいない。

 

 

4.復活してほしい選手、今年活躍してほしい選手


 4-1復活してほしい選手

 

吉見一起

かつての中日のエース。

近年の成績は隔年傾向。2016年と2018年は20試合以上先発し、120イニング以上投げた。

 

先発投手で苦しんだ中日にとってローテを1年間回ってほしい投手。若手は多いが、経験など不安点もあり、そういう投手陣にとってお手本となれる投手。 

 

4-2今年活躍してほしい選手

 

梅津晃大

昨年ルーキーイヤーで6試合先発して34.2回、防御率2.34。

先発ローテが足りない中日で今年1年間ローテで回ること、2桁勝利、規定投球回が期待される投手。

私は12球団の若手投手で今年一番期待している投手。

 

 

5.2020年シーズンの戦い

 

与田監督はポジションは固定させる。野手のレベルは高く、内野は守備を含めるとセリーグ1。外野も平田、大島がまだまだ主力。

野手で競争といえるポジションはレフトとキャッチャー。レフトは福田が1番手でほかの選手が競う形で様々な選手が起用されるだろう。キャッチャーは候補は多い決定打には欠くので併用が前提だろう。

育成と考えてもレギュラーの力は健在で育成できるポジションが現実レフトくらいしかない。

 

 投手は若手に楽しみな選手は多いが、ロメロ故障による出遅れで先発ローテが足りないが期待の若手は多くそこまで大きな穴にはならない。リリーフは又吉、田島などの近年支えた選手がどうなるのかは気になる。優勝となるとこの選手たちの力も必要。

 

 

6.戦力評価

 

投手

★★★★☆

(先発★×3、リリーフ★×5)

投手は先発投手はロメロの穴はあるが、若手がどこまで戦力となれるかどうか。

リリーフはロドリゲスの穴は大きいが勝ちパターンで投げられる投手も多く、そこまで大きな穴にはならない。

 

野手

★★★★☆

守備を含めレベルの高い野手。 ただ、控えをみると堂上などはいるが選手層はそこまで厚くない。

 

総合的に考えれば、今年上位に行けなければいつ行くんだというような戦力。

優勝とはさすがに考えにくいので2位と予想。