カープ&プロ野球期待の若手発掘

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カープ2020年リリーフ投手

2019年シーズンは4連覇を逃し、その一つの要因と言えるリリーフ投手。2020年シーズンのリリーフを考えていく。

途中からはカープヲタクの妄想となっております、予めご了承下さい。

 


1.2019年リリーフ投手の成績


2019年シーズンの主なリリーフ投手は中崎、今村、一岡という3連覇を支えた選手の勤続疲労による劣化。中村恭、菊池保の台頭で主戦級投手へ。遠藤、島内、塹江の台頭。レグナルトの序盤の好投から夏場の失速。フランスアは18年に比べストレートの質が低下。


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2.リリーフ陣の特徴と課題


先発投手と同様の特徴でリリーフ投手御率1点台の投手がおらず、中村恭平の2.64が一番良い状況。中村恭、菊池保、今村、一岡、フランスア辺りはほぼ同じくらいのリリーフ投手に分類できる。勝ちパターンからビハインドの最上位で投げるくらいの投手成績。抑えやセットアッパーで考えると成績に不満がある。

 

島内はシーズン当初と9月の炎上で数字を悪化させた。また、塹江は必要以上に引っ張った結果失点する試合が多く、1イニング程度にすべき。遠藤は当初頑張っていたが息切れしてしまった。

 

中崎はストレートの平均球速の低下、与四球の多さ、オフに膝の手術と20年シーズンは二軍を前提にすべき。今村は昨年は一軍昇格直後は良かったがその後は防御率5点台と苦しい。一岡は交流戦後の防御率7点台、オールスター後は9点台と厳しい。この3人は3連覇の功労者であると同時に被害者で勤続疲労による部分は考慮して、多くを期待してはいけない。

 

菊池保が対セリーグで防御率1.91と素晴らしい成績。中村恭は一軍復帰した試合などは良くないが一軍で投げ続けているときはそこまで悪くない。

 

 

3.リリーフ投手の役割整理


2020年シーズンのリリーフ陣容を考えるに前提として、リリーフ投手の役割を整理する。

 

抑え投手。勝ち試合最後の1イニングを抑え試合を終わらせる投手。

 

セットアッパー。抑え投手に繋ぐために勝ち試合、僅差の試合を主に6-8回を投げる投手。近年のNPBでは先発が早い回で交代することが多く、負担がかかるポジション。

 

火消し要員。イニング途中で先発投手がイニング途中で交代したときに、投げる投手で、そのままイニング跨ぐこともある。この役割はセットアッパーなりビハインド要員の投手で代用する場合も多い。

 

ビハインド要員。先発投手が早々に降板した試合などのビハインドの状況で主に投げる投手。イニング跨ぐことは日常。

 

 

4.2020年リリーフで新たに期待したい投手


上記の状況でレグナルト、ヘルウェグが抜け、遠藤が先発転向と明らかに駒不足の状況。リリーフとして計算して良いのが、菊池保、中村恭、フランスア、島内、塹江。そこで今年リリーフで期待したい投手をリストアップ。

 

まず、新外国投手のDJジョンソンとスコット。DJジョンソンは上から投げ下ろすタイプの投手でストレートとパワーカーブを使う。スコットはシンカー、スライダーを使うサイドハンド。

 

次に日本人投手だと、ケムナ。昨年初登板を経験したがストレートの球速、威力とも素晴らしい、また課題だったコントロールは良化。

 

次いで岡田。今年リリーフ転向が言われ、突発的に四球を連発する悪癖が出なければ十分できる投手。

 

戸田、中田廉辺りも候補となる。


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5.2020年リリーフ陣を考える


2020年リリーフを考えるときにセットアッパーと抑えが出来そうな投手はフランスア、DJジョンソン、中村恭、菊池保くらいしかいない。この4人が中心となってほしい。ここに先程の島内、塹江、ケムナ、岡田、一岡、今村、戸田、中田廉などが活躍してほしい。

 

もし、スコットを一軍に置くなら、火消しが良い。カープリリーフで火消しの経験豊富で信頼できる投手がおらず、スコットであれば目先を変えることもでき最適となる。

 

リリーフ投手の年間480イニング(年間1280回で先発800回)登板と考えると、最低10人はほしい。現実には先程挙げた投手たちで一軍登板がないなど多くのことが起きる。

 

フランスアの勤続疲労は気になる、菊池保、中村恭は去年と同様の活躍ができるかなど不安要素もたくさんある。新戦力の台頭がなければリリーフは崩壊する。

 

2020年のカープリリーフは不確定要素が大量にあり、出来次第で優勝から最下位まであり得る。実際どうなるかは分からないがDJジョンソンなどの外国人投手、ケムナを始めとした新戦力には期待しているが、計算できない。

 

 

6.2020年リリーフの陣容


リリーフの形として、抑えフランスア。セットアッパーがDJジョンソン、中村恭、菊池保。ビハインド兼火消しが島内、塹江、ケムナ、岡田。

 

フランスアが離脱すれば抑えDJジョンソン、セットアッパーが中村恭、菊池保とその時に状態の良い投手。スコットが火消し。

 

不確定要素だらけのリリーフだが、同時に誰か成長してくれれば大きく飛躍できるリリーフ。誰が成長してセットアッパー、抑えを担うのか楽しみにしている。

 

以上、カープヲタクの妄想でした。また拙い文章を読んで頂きありがとうございました。